【第2話】うさぎのふうた食欲不振!原因は不正咬合?それとも鬱滞?
- 2022年04月4日
- 日常・ブログ
こんにちは、ウサくらです。
少し時間が空いてしまいましたが、颯太食欲不信に関する第2話の更新です。
第1話はこちら
【第1話】うさぎのふうた食欲不振!原因は不正咬合?それとも鬱滞?
まずは先日かかりつけの動物病院を受診してからの颯太の様子から…
受診後すこぶる機嫌の悪かった颯太ですが、夜には機嫌も戻りしっかりとご飯も完食。翌日の朝夜・その翌日の朝も変わらず完食。
これで一安心…と思っていました。
しかし、その日の夜にあげたご飯が翌日の朝、大量に残っているではありませんか!!!
まだ切りきれていない歯があったのか?理由は何にせよ再び緊急事態です!
仕事を終え、再度かかりつけの動物病院を受診することとなりました。
再度口腔内のチェックをしてもらった結果、前回切った部分とは別に少しだけ伸びている部分が見つかりました。
まだまだ元気いっぱいの颯太はこの日も抵抗しますが、麻酔なしで無事にカットしてもらうことができました。
前回臼歯のカットを行ってからほとんど日が経っていないこともあり、この日は再診料のみの支払いにしてくれていました。
こういう部分、本当にありがたい限りです。
二度目の受診を終え、無事に帰宅してからの颯太ですが、この日は先日ほどご機嫌ナナメになることはありませんでした。
早々に部屋んぽを楽しみ、彼女とランデブーでご機嫌そう♪
夜のご飯もしっかり食べている姿が確認できたため、今度こそ一安心。
のはずだったんですよ・・・
しかし翌日、また残ってる!
まだ悪い歯がある?それとも伸びた歯に慣れてきて、カット後逆に違和感がある?はたまた別に原因がある?
現段階では理由は定かではありませんが、三度目の緊急事態です!
現状、大好きな『うさぎの極』や『イタリアンライグラス』は食べてくれるようです。
今はとりあえず食べてくれるものを多めに与え、食べている時の咀嚼の様子やお腹が痛そうにしている素振りがないか観察することにします。
すると見つけました。いつもは見ない不自然な姿。
伸び方がいつもと違って不自然なんです。言葉で説明するのは難しいですが、『あくび』をしたり『伸び〜』ってする時のような動きではなく、重心だけ後ろに残ったまま、中途半端な姿勢で伸びをしているような感じ…。
恐らくうさ飼いさんが見れば、誰でも「何?その動き?」って感じるような違和感のある伸び方でした。
これで歯以外の部分が原因なんじゃないか?という説が濃厚になってきました。
翌日、もちろんかかりつけの動物病院へ。
今回は歯のチェックの他、血液検査とレントゲンもお願いすることにしました。
まず、血液検査をお願いした理由は…
颯太は腎臓の値がほんの少しだけ高く、麻酔をして臼歯のカットを行わなければならなくなった時のことを想定してお願いすることにしました。
何度も麻酔をしていると腎臓の値が高くなるため、万が一に備え現状を把握しておこうという目的です。
そしてレントゲン
これは先日確認した違和感満載の伸び方が気になったからです。
腰やその他の関節を痛め、それが理由で食べなくなっている可能性を考慮したことと、胃の中も確認できるため同時にうっ滞の可能性をチェックできるからです。
結論から言うと、レントゲンをチェックした結果食べている量の割に胃の内容物が多い。
胃の内容物を腸へと押し流す力が少し弱まっている…つまりうっ滞です。
換毛時期のため、毛づくろいで飲み込んだ毛が原因なのか?歯の状態が悪く、食べなかった間で胃腸の動きが弱まったのか?はたまた両方の要素が重なってしまったのか?何が引き金となったのかは分かりませんが、これで食欲不振の原因は特定できました。
皮下点滴をし、1週間分の胃腸薬を処方してもらい、一旦様子を見てみることになりました。
多くはないもののウンチは出ているので、食べないようなら久しぶりの強制給餌も視野に入れなければいけませんね。
帰宅後、早速夜からお薬スタートです。
何とビックリ!自分から好んでお薬飲みにやってきます。
今回は抗生剤が入っていないから美味しいのか?オヤツかなんかと勘違いしてないか?って勢いでシリンジに食いついてきます。お薬がなくなってもなかなか離してくれません(笑)
どうやら颯太は乳酸菌のお味が大変気に入ったご様子です。
可愛いし、嫌がらないから飲ませるのもラクだし飼い主的には思わぬ誤算でした。
お薬を飲み始めてからの颯太は、完全な復調!とはいかないものの、徐々に調子を取り戻してきているように感じます。
ご飯も7〜8割程度食べ、お水も飲んでうんちも出ている。良い傾向です。
やはり食欲不振が長引いている原因はうっ滞のだったようです。
今度こそ、一安心…
と思ったところで第2話は終了です。
次回第3話は早めにお届けできるよう頑張りますので、お楽しみに。