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【災害に備える】ウサギ(ペット)と暮らす家での災害対策について考える

災害への備えキャッチ画像

こんにちは、ウサくらです。先に言います、今回は少し長めです。
先日(2020年9月)の大型台風「台風10号」の襲来を受け、ペットと暮らす際の災害対策について改めて考える機会となりました。そこで今回は、先日の台風で感じた事・やってて良かった事・やるべきだった事など「ペットと暮らす家庭の災害対策」について備忘録も兼ねて掲載して行きます。今更言う必要もないほど当たり前のことが多いですが、大切な家族を守るために今一度確認してみても良いかもしれませんね。


災害前の準備

防災グッズ

自宅で過ごす場合でも、避難所へ行く場合でも、ペットがいてもいなくても最低限準備しておくべきものや確認しておくべきことの一例です。

  • 避難場所の確認

  • 携帯電話・モバイルバッテリーの充電

  • ラジオなどの情報源の確保

  • ガソリンを満タンにしておく

  • 避難用バッグの準備・中身の確認

  • 飲料水・食料品の準備

  • 屋外飼育のペットは室内に!

  • エサ・オヤツなど

食料品は常温保存ができ、調理しなくても食べられるものが理想です。また、避難用バッグには最低限【着替え・タオル・絆創膏・懐中電灯・電池・ライター・笛・雨具・貴重品・ティッシュ】などを入れておくようにしましょう。食料品と飲料水も少量ずつでも入れておくとよいでしょう。その他定番の防災グッズなどがあるとより安心です。

災害時の備えの詳細な対策については首相官邸災害対策ページなどで確認すると良いでしょう。(「災害時の備え」で検索すると多数の対策ページが出てきます。)

飼い主さんはできるだけ冷静に

飼い主の様子を察知するうさぎ

いざ災害や身の危険が迫ってくると、焦りや恐怖心が大きくなってきます。難しいところではありますが飼い主さんはできる限り冷静でいられるように心がけましょう。

焦り、冷静さを失うと正確な判断ができなくなってしまう恐れがあります。さらに飼い主さんの【いつもと違う】という雰囲気をペットは敏感に感じ取り不安になってしまいます。

自宅に残るか・避難するか

「自宅で過ごす」か「避難所などへ避難する」かの選択をしましょう。正直これは本当に悩むポイントだと思います。ペットがいる・いないに関わらず有事の際には誰しもが抱える問題でしょう。

現在やこれから先の天候・避難所までの距離・避難所までのルートを通れるか…など様々な面を考慮し判断する必要があります。
台風や豪雨など今後の天候がある程度予想できる場合は、できるだけ明るい時間帯に避難しておくと安心です。夜暗くなってからの移動は道路や周辺の状況が判断しづらく、思わぬ事故や怪我をしてしまう恐れもあります。

もちろん、お住まいに直接的な被害が及ぶ可能性がある場合は悩むまでもなく、一刻も早く避難してください。

自宅に残る場合

ペットと一緒に自宅で過ごすという判断をする場合、準備しておくことをお勧めする対策です。

窓を補強する

窓の補強

災害の種類を問わず、窓ガラスが割れてしまうことが多々あります。養生テープや段ボールなどを駆使して窓ガラスを補強しておきましょう。室内に割れたガラスの欠片が飛散するのを防いでくれます。自宅内を少しでも安全に保てるよう必要な対策です。また、カーテンは閉めておくようにしましょう。

停電に備える

保冷剤・ペットボトル

ウサギと暮らしている方にとって一番怖いのは停電によるエアコンの停止ではないでしょうか?体温調節が苦手で、暑さに弱いうさぎにとって特に夏場のエアコンは必須と言えます。

停電時、電力を使わずにケージ周辺の温度を少しでも下げられるように対策しておくことが大切です。

●準備しておくと良いもの

アルミパネル等の冷却シート

うさぎの暑さ対策グッズの定番で日頃からエアコンと併用している方も多いでしょう。まだの方は是非、準備しておくことをオススメします。



保冷剤

こちらも定番アイテムです。タオルなどで包み、ケージの周りに置いておくことでケージ周辺の温度を下げることができます。複数準備しておいて3〜4時間ごとに交換してあげるとより効果的でしょう。


凍らせたペットボトル

空のペットボトルに水道水を入れ冷凍庫で凍らせておきます。保冷剤と同様にケージ周りに置いておくことでケージ周辺の温度を下げることができます。
手軽にできるためオススメの対策です。複数本準備しておくとよいでしょう。また、停電により冷蔵庫が止まってしまった際、凍らせたペットボトルを入れておくことで冷蔵庫内の温度が上がるのを防ぎ食材の保存期間を伸ばしてくれます。さらに氷が溶けた後は飲料水として役立ちます。まさに一石三鳥のお手軽かつ非常に効果的な対策です。


発泡スチロールの入れ物

保冷剤やペットボトルの効果を長持ちさせてくれます。横や下などに穴を空けておくことである程度の気密性・保温性を保ちつつケージ内に冷気を送ることができます。

浴槽に水を溜めておく

水道が使用できなくなった際の生活用水を確保しておきます。ケージ内を清潔に保つための掃除に使用したり、私たち飼い主のトイレや洗い物など用途は多岐に渡ります。

ガスの供給停止に備える

災害によりガスの供給が止まってしまうことがあるため「カセットコンロ」と「カセットボンベ」を準備しておくと安心です。冬の寒い時期にお湯を沸かし、簡易的な湯たんぽを作ることもできます。

自宅外へ避難する場合

災害時避難のイラスト

避難所がペット同伴可能か確認

避難所へ向かう際、その避難所が「ペット同伴可」かどうかは必ず確認しておきましょう。場合によっては、やっとの思いでたどり着いた避難所に受け入れてもらえない…などという事態に陥り、外で行き場をなくし立往生になってしまう恐れすらあります。

可能であれば、『ペット同伴可能な避難所』をあらかじめ探しておくと良いでしょう。

避難ルートの確認

避難所へ向かうためのルートが安全に通行できるかどうかを確認して移動しましょう。避難ルートの状況によっては自宅で待機し救助を待つ方が安全な場合もあります。

避難用具の持ち出し

準備していた避難用バッグや食料品などを忘れずに持ち出すようにしましょう。
ペットはキャリーに入れ飼い主さんの手で運んであげるようにしましょう。

周囲への気遣い

ペット同伴可能な避難所だからといって、そこにいる人全員が動物が好きなわけではありません。周囲の人に対する気遣いを忘れないようにしましょう。
皆さん災害の恐怖や、慣れない避難所での生活で多大なストレスを抱えています。お互いがお互いを気遣えると少し気持ちもラクになるかもしれませんね。

その他避難のタイミングや場所などについては首相官邸災害対策ページ(避難)や各自治体のサイトなどで確認するとよいでしょう。


おわりに

長々とまとめてみましたが、まだまだ気をつけなければならないこと・日頃から意識しなければならないことは多々あると思います。この記事については、思いつき次第随時更新・追加をしていこうと思っています。お読みくださった皆さんのお知恵も是非拝借させていただければと思います。コメント・問い合わせフォームなどから情報をいただければ随時更新いたします。
以上、2020年9月の台風10号を受けてのペットと暮らす我が家での災害対策備忘録でした。

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