【うさぎの感情表現】鳴き声や仕草からウサギの気持ちを読み取ろう
- 2020年03月26日
- うさぎの飼い方
こんにちは!ウサくらです。
ウサギって今何を考えてるんだろう…?そう感じたことはありませんか?
うさぎは他の動物と異なり声帯がありません。そのため声を出して鳴いたりすることがなく、一見何を考えているのかわからないと思われがちですが、実はとても感情豊かな動物です。
そこで、今回は「ウサギの感情表現」にスポットを当て、仕草や行動、そして鳴き声からうさぎの気持ちを読み取ってみましょう。
CONTENTS
鳴き声による感情表現
基本的にウサギは「音・体」での感情表現・コミュニケーションを主としています。
まずは音(声)による感情表現について触れていきましょう。ちなみに前述の通り、うさぎには声帯がありません。その代わりに鼻を鳴らして音を出し、感情を表現しています。ただし、鳴き声についてはかなり個体差があるため「鳴き声が聞こえない=感情表現をしていない」というわけではありません。
「プープー」という高めの鳴き声
「プープー」や「プゥプゥ」といった高めの鳴き声は、うさぎが楽しく遊んでいる時などご機嫌な時に出る音です。喜びなど良い感情を表現しているので聞こえると何だか嬉しい気持ちになりますね。
「ブーブー」という低めの鳴き声
「ブーブー」といった低めの鳴き声は、ウサギが何かしら不満を感じている時や怒っている時に出る音とされています。
また、部屋んぽ中に興奮してきた時などにも発する音なので、一概にマイナスの感情ばかりを表しているものでもありませんので、うさぎの状況や仕草を見て判断するのが良いでしょう。
ちなみに我が家では発情して興奮した時に良く聞きます。
「キーキー」という甲高い鳴き声
「キーキー」や「キュー」といった甲高い鳴き声は、主にうさぎが恐怖や苦痛を感じている時に発する悲鳴と言って良いでしょう。上記2つの音と異なり、食道付近から発せられていると言われています。主に外的等に襲われた時に発せられる声のため、室内飼いの場合はそう聞く機会のない声かもしれません。
我が家では、爪切り時や投薬時に抵抗する際、小さく「キュッ」と鳴くことがまれにあります。
もし、何もない状態の室内で「キーキー」と鳴いていることがあれば、どこか怪我をしている可能性や、何かしらの病気で苦しんでいる可能性があります。原因がわからない場合は動物病院へ連れて行くことをおすすめします。
仕草による感情表現
身体を使っての感情表現は私たち飼い主にとってもとてもわかりやすいコミュニケーションの方法となります。
それでは次はうさぎの仕草から感情を読み取ってみましょう。鳴き声と合わせることでより深くうさぎの感情が伝わってきますよ。
垂直にジャンプ・捻ったジャンプ
めっちゃ楽しい!嬉しい!
これ以上ない喜びを表す時の仕草です。部屋んぽ中楽しくて仕方がない時や嬉しい時に見られます。
写真におさめる難易度は激高です(笑)
短距離ダッシュ
楽しい!嬉しい!
これも楽しい時にみせる仕草のひとつです。頭を左右に激しく振りながら走り、全身で喜びを表現します。
フローリングの上だとたまに滑ってこけます(笑)それもまた可愛いですが転んだ際の怪我等には注意しましょう。
こちらも撮影難易度は高めです。
飼い主の足元をグルグル
飼い主さん大好き〜!!
これは「飼い主のことが大好きだ」という感情を表しています。左右の足の間を八の字を描きながらグルグル走り回る姿は微笑ましいです。こんな感情を見せてくれた時はうさぎをたくさんなで、こちらからも愛情を伝えてあげましょう。
※踏んづけないように注意(笑)
鼻先でツンツン
遊んで〜!かまって〜!
うさぎが鼻先でツンツンとつついてくる時は「構って欲しい時」や「遊んで欲しい時」という気持ちを表しています。
歯をカリカリ鳴らす
気持ちがいいなぁ
うさぎをなでている時や、グルーミングをしている時に聞こえてくる「カリカリ」という音。これはうさぎが歯をこすり合わせて「気持ちがいい」という気持ちを表しています。
また、一人でリラックスしている時にも同様の音を鳴らすことがあります。
歯をギリギリ鳴らす
痛い…苦しい…
うさぎが歯を「ギリギリ」と鳴らしている時は、どこかが痛くて我慢していることが考えられます。
上記の場合とは違い、元気がなさそうにケージの隅で縮こまっている場合が多く見受けられます。
このような状況に気づいたら、できるだけ早めに動物病院へ連れて行ってあげましょう。
ぺろぺろと舐める
飼い主さん好き〜
飼い主の手などをペロペロと舐めるのは、飼い主への愛情表現と言われています。
しかし、舐める延長でたまに甘噛みされてしまうこともあります…放っておくと噛み癖がついてしまうこともあるのでしっかりと対策をしましょう。叱る際は決して叩いたり暴力的なことをしてはいけません。
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スタンピング
危険!怒ってる!
後ろ足に体重を乗せ地面を叩くいわゆる「足ダン」と言われる行為です。
基本的にこれはうさぎが危険を察知した際や警戒の合図を仲間に知らせるための行動です。しかし、室内飼いのウサギがスタンピングをする場合のほとんどは不満に対しての怒りを表していると考えて良いでしょう。
アゴをこすりつける
ここ僕の縄張り〜
これはオスのうさぎによく見られる行動で、自分の縄張りを主張しているサインです。
アゴを擦り付けるだけなら良いのですが、ジャンプしながらおしっこを撒き散らしてマーキングすることもあります(泣)
お腹を出してドタッと横たわる
すごくいい気分♪
非常に気持ちがよく、この上なくリラックスしている状態です。室温や日差しが心地良いのでしょう。この姿を見たらそっとしておいてあげましょう。
足を投げ出して伸びている
快適だなぁ〜
こちらもリラックスしている状態です。部屋んぽ中に走り回って満足した後や、ひとしきりごはんを食べた後などによく見られますね。
画像の段階からさらにもう一段階伸びることが多いです。
まとめ
いかがでしたか?普段気になっている鳴き声や仕草はありましたか?鳴き声や仕草からうさぎの感情を読み取り、より深いコミュニケーションがとれると良いですね。
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コメント
良い情報でした。
せきみんさん、ありがとうございます😊