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うさぎが下痢をした!?考えられる原因と対処法について解説

下痢アイキャッチ画像

うさぎが下痢をおこす原因は何らかの病気や寄生虫に起因するものや、水分の多い食べ物を摂取しすぎた時などたくさんの可能性が考えられます。下痢をおこすと脱水症状や食欲不振からくるうっ滞などを併発し状態が悪化することもあります。一旦様子見…など放置せずできるだけ早く動物病院を受診しましょう。受診の際はうんちをラップ等で包んで密閉して持って行くことで、検便により原因が特定できることもあります。


ウサギの下痢について

緊急度:非常に高い

迷わず動物病院へ!特に子うさぎの場合は一刻を争うことも少なくありません

原因は食生活・寄生虫・細菌・ストレスなど多岐に渡り特定は容易ではありませんが、何より治療をすることが最優先となります。また、年齢が若ければ若いほど危険度は高く緊急性が高くなります。可能であれば受診の際にラップ等で包んだうんちを持参して検便をしてもらいましょう。


原因

食生活についての画像

うさぎが下痢をする中で、原因として多く見られるものをいくつかご紹介します。

食物繊維の不足

食事が原因の場合、多くは食繊維の不足が主な原因となります。併せて高タンパク・高脂質・デンプン質過多なども原因と言えます。

普段の食生活を見直し繊維質多めのごはんを適切な量与えるように心がけましょう。普段の食生活の改善は腸内環境だけでなく、不正咬合等の口腔内環境の改善にも効果的です。

消化管内寄生虫

うさぎに多くみられ注意が必要なものは「コクシジウム」という寄生虫です。特に子うさぎによく発生し、脱水症状から死に至る場合も少なくありません。購入して間もない子うさぎが下痢をしたらすぐに動物病院で治療をしてもらいましょう。

体力が低下する前に投薬治療をすれば、1週間ほどで回復することが多いです。

腸性中毒

うさぎの腸内に通常存在している菌が増殖して毒素を発生することで下痢をおこして短期間で死に至る可能性が高い病気です。子うさぎに多く発生し、繊維質の低い食事やでんぷん質の多いの食事が発症の原因と考えられますが、細菌や寄生虫、ウイルスの関与なども指摘されています。また、大人のうさぎでも、カロリーの高い食事を与えられている場合や、うさぎに不適切な抗生剤を投与した場合等に発生がみられます。抗生物質や輸液、栄養剤などによる治療を行いますが、効果なく死亡するものが少なくありません。

その他

うっ滞や不正咬合等からくる食欲不振により腸内細菌バランスが崩れ下痢をすることや、ストレス、寒くて下痢をした…なども可能性も考えられます。しかし、いずれの場合であっても飼い主さん自身で判断せず、早急に動物病院を受診しましょう。子うさぎの場合、一刻をあらそうことも珍しくありません。

子うさぎの下痢について

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抵抗力や消化能力が十分でない子うさぎは腸炎を発症しやすく、離乳期に重篤な下痢を起こして急死してしまうことも多くあります。

また、子うさぎは消化管内寄生虫でも重篤な下痢を引き起こします。5か月以下での発症することが多く、4か月以下の場合では急死することも多くあります。特にコクシジウムについては重いな症状を引き起こしやすくなっています。



まとめ

上記の通り、うさぎの下痢には様々な原因が考えられます。いずれにせよ第一の選択肢は「いち早くかかりつけの動物病院へ」が基本だと思ってください。どうしても病院に連れて行く時間がない時は、食生活の改善とストレスの緩和に取り組んでみてください。
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