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【うさぎのしつけ】うさぎの褒め方・叱り方・スキンシップの取り方

うさぎのしつけアイキャッチ

うさぎをお迎えしてから大切になってくるのは飼い方としつけ方です。うさぎの習性を理解し、愛情深く、そして根気強く向き合っていくことが大切です。

そのためには、うさぎのトイレのしつけ方や叱り方なども正しく知っておく必要があります。名前を認識させ、良いこと・悪いことの違いをきちんと教えてあげることがスムーズなしつけのポイントになります。

これからうさぎをお迎えしようとしている方はもちろん、既にウサギと暮らしている方もぜひ読んでみてください。

のんびり


はじめに

なでなでの画像

うさぎのしつけの基本は愛情を込めて褒めるあげること

失敗してしまったことを叱るよりも、きちんとできたことをしっかりと褒めてあげることが何よりも重要です。愛情をもってウサギと接し、信頼関係を築いていくことがしつけの大切な第一歩となります。
うさぎに限らずしつけには根気と愛情が必要です。

お迎えしてからの1週間

お迎え後すぐの画像

うさぎをお迎えして最初の1週間は、新しい環境に慣れさせるため余計なストレスを与えないよう心がけましょう。

しばらくはスキンシップ等も控え、お家が安全な場所であると覚えてもらうことが何よりも重要です。

我が家では触れ合いたい気持ちをグッとこらえ、ケージ全体をバスタオルで覆ってうさぎが安心してくつろげるように心がけました。

ある程度の期間が過ぎると落ち着いてきますので、ちょっとずつしつけをしていきましょう。スキンシップもこの時期から始めると良いでしょう。

名前を呼んで覚えてもらう

名前を呼ぶ

しつけをする上で、名前を覚えさせることはとても重要になります。

名前を覚えさせることにより「今、自分に話しかけているんだ」と理解してくれるようになります。

毎日優しく名前を呼んで話しかけ、頭を撫でてあげるなどのスキンシップを取りましょう。

名前を覚えてくれれば「今褒められているのは自分」「今叱られているのは自分」と理解できるようになり、しつけも効率的になります。

しつけは「その場ですぐに」

野菜を食べるうさぎ

うさぎを褒める時も、叱る時も「その場ですぐに」が基本となります。

これは直前に行った行動で褒められている(叱られている)と認識させるためです。

例えば…、飼い主が出かけている間にいたずらや悪さをしていたとします。帰宅後に気が付き叱っても人間の言葉を理解できないうさぎは「何故怒られているのか」がわかりません。

褒めるも叱るも「その場ですぐに」を徹底し、表情や声のトーンで良いことと悪いことをしっかりと覚えさせていきましょう。

うさぎの褒め方

きちんとできた時、お利口な事をした時には優しい言葉をかけたくさん褒めてあげましょう

きちんとできたり、良いことをすると褒めてもらえると知ってもらうことが大切です。

褒める時は頭を撫でたり、オヤツを与えるのが効果的です。オヤツはクッキーや乾燥果物より、生野菜などがおすすめです。またご褒美なので少量でおかわりは禁物です。


うさぎの叱り方

逆に、いたずらや悪さをした時はきちんと叱ってあげる必要があります。では叱るときはどのようにすればよいのでしょうか?

それは手を「パチン」と叩いたりや足で床を「ドン」としたり音を鳴らすようにします。

これはうさぎが警戒した際に後足を地面に叩き付けるスタンピング(足ダン)という行為に似た音を鳴らすためです。

「叩いて叱る」など暴力的な叱り方は厳禁です。ただ人間を怖がるだけの子になってします。

また、ウサギを叱る時は絶対に名前を呼んではいけません。

「名前を呼ばれる=叱られる」とうさぎが誤認してしまうからです。叱る時はうさぎの目を見て「コラ!」や「ダメ!」などの言葉を厳しい口調で伝えましょう。褒める時高めの声、叱る時は低めの声、と違う声色を使い分けるのがオススメです。

当然うさぎにも感情があります。外に出たくて騒いだりケージをかじったり、オヤツが欲しくて騒いだりわがままをいうこともあります。そんな時、おとなしくさせるためにとうさぎの要求に応えていくとウサギは「騒げば思い通りになる」と覚えてしまいます。同様に叱る他、無視を貫き「騒いでも全てが思い通りになるわけではない」と理解させましょう。

トイレのしつけ

トイレの画像

飼い主の一番の悩みのタネはトイレのしつけではないでしょうか?しかし、うさぎは決まった場所で排泄する習慣があるため、トイレのしつけはそう難しくありません。

トイレを壁際のケージの隅に設置し、うんちやおしっこのついたシーツなどを少量トイレに入れておくと比較的に簡単に覚えてくれることが多いです。

トイレでしてくれない場合、普段うさぎが排泄する場所にトイレを移動するなど工夫が必要となる場合もあります。

また、「オスのうさぎは縄張りアピールなどの感情を表現するために、オシッコやウンチをばら撒く習慣あります。自分の臭いが残っている場所を自分の縄張りだと思い込んでしまうので、部屋んぽの最中にオシッコをしてしまった時は、動物に害のない消臭スプレーなどで匂いを消しておくようにしましょう。

噛み癖への対策

部屋んぽ

トイレの次に飼い主を悩ませるのがこの「噛み癖」です。

お家の壁やコード、衣服などを噛んでしまうことが多々ありますが、特性上齧るのはうさぎの仕事のようなものですので、

飼い主側が注意してあげるのが一番でしょう。

特にコード類は感電の恐れがあるため注意が必要です。ケージの外に出す時は齧られたくないものはうさぎが入れない場所に隠すなり、カバーをつけるなり対策をしておきましょう。

また、性格によっては気に入らないことがあると人間の手や足に噛み付いてくる子もいます。

これを放置しておくと噛み付くことで自分の思い通りになると勘違いしてしまいますので、無視するなり叱るなりして、やってはいけないことだと理解させましょう。

しかし、うさぎは基本的に攻撃的な動物ではありません。そんなうさぎが噛み付いてくるということは、余程イヤな思いをしたか、危険を感じたのではないか…と考えてあげることも重要ですよ。

まとめ

長くなってしまいましたが、うさぎのしつけの方法について記載してきました。前述の通り、しつけには根気と愛情が必要不可欠です。すぐに結果を求めるのではなくのんびり気長に付き合い、信頼関係を築いていくことが重要です。
たくさん愛情を注いで、たくさん褒めてうさぎにも飼い主にもストレスのない共同生活が過ごせると良いですね。
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