食欲不振は“すのこ”が原因?うさぎの飼育環境の変化にご注意
こんにちは、ウサくらです。
先日仕事を終え、帰宅すると我が家の次男、颯空(そら)くんがペレットを食べずに残していました。給水ボトルの水もほとんど減ってない…。
今朝まではしっかり食べていたのになぜ?
うさぎは長時間の絶食に堪えられる生き物ではありません。可能ならすぐにでも動物病院に連れていきたいところですが、かかりつけ医はあいにくの休診日で時間的に開いてる動物病院も近所にない。ちょっと困った状態です。
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食欲不振については↑こちら↑をご覧ください。
ケージ内のハウスの2階部分から降りようとしません。とりあえず、一旦落ち着いて考えられる原因を整理してみることに。
①臼歯の不正咬合
②換毛期のうっ滞
③その他の病気や原因
すぐに思いつく要因はこのくらいです。好物の「うさぎの極」を口元に持っていくと食べてくれました。噛んでいる様子に不穏な点は見当たらないし、2週間程前に臼歯のカットをしてもらっていたので不正咬合の可能性は低いと判断。
となると…うっ滞かその他の要因である可能性が高い。しかし、夜〜朝イチまでの食欲やウ○チの様子を見る限りうっ滞というわけでもなさそう…。
実は1つだけ思い当たる原因が…
前日の夜、ケージ内の掃除をしていると【すのこが割れ、危険な場所】を発見しました。足をはさんで怪我をするといけないと思い、応急処置として颯空が部屋んぽの際に使用する木製のすのこと取り替えました。(通常は樹脂のすのこを使用しています)
部屋んぽで使い慣れていたからか、変えた直後〜朝にかけては特に気にしている様子はなかったため、しばらくは木製すのこで様子をみてみようと思っていました。
しかし!前述の通り仕事から帰宅するとペレットを残し、水もほとんど飲んでいない。しばらく様子を見ていてもすのこ部分に降りてこようとすらしない!
この様子から、【木製すのこ部分が不快で下に降りて来ないからペレットも食べてないし水も飲んでいない】のではないか?と結論付け、急いで樹脂製のすのこを買いに近所のホームセンターへと走りました。
品切れてたらどうしよう…と心配しましたが、無事購入することができました。ついでにいつか颯太に試してみようと思っていた網のすのこも一緒に購入。
帰宅してすぐに木製すのこ→樹脂製のすのこへとチェンジ。するとどうでしょう?
すぐに下へと降りてきて水を飲み、ペレットを食べ始めました。
下で伸びてくつろぐ様子も見られ、ペレットも完食。とりあえずのところは一安心です。予想通り、今回に関してはすのこを変えたことが原因だったようです。
基本的に環境の変化を好まず、いつも通りが大好きなうさぎ。分かってはいましたが、飼い主が良かれと思って取った対応がストレスとなり、食欲不振に陥ることもあると改めて感じさせられました。
今回は早めにストレスの原因にピンときたから良かったものの、しばらく気付かずにいたら「うっ滞」や「脂肪肝」などの病気に発展しても不思議ではないヒヤッとした出来事でした。
病院で診てもらった結果、病気でも怪我でもないけれどなぜかごはんを食べない。
もしそんな状態でお悩みの方がいたら、ちょっとした変化がストレスになっているのかもしれません。身近な部分に何か変化がなかったか、改めて見直してみるのも良いかもしれませんね。