【うさぎ雑学】うさぎは寂しいと死んじゃうって本当?そう言われる理由を考察
- 2021年02月19日
- うさぎの雑学
こんにちは、ウサくらです。
みなさんこのような話を1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
うさぎは寂しいと死んでしまう
果たしてこれは本当なのでしょうか?そして、何故このようなことを言われるようになってしまったのでしょうか?
今回は真偽とそう言われるようになった理由についてウサくらなりに考察していこうと思います。
誰が言ったのか知らないけど、私たちうさぎは「寂しいと死んじゃう」なんていう噂が流れているらしいわよ。
そうらしいね、そんなことはないと思うんだけど…。
せっかくだからそう言われるようになった理由を一緒に考えてみようか。
CONTENTS
「寂しいと死ぬ」はホント?
手取り早く結論から言います。
真っ赤なウソ、都市伝説です。
文字も赤くして真っ赤なウソ感を強調してみました(笑)
このような都市伝説じみた話のせいで【日中お留守番で一人ぼっちにさせられない】や【寂しくないように多頭飼いしなきゃ】などと不安になり、うさぎを飼うことをためらった方もいるのではないでしょうか?
個体差はあるものの、基本的にうさぎは【警戒心が強く、マイペースで臆病】な動物です。飼い主が必要以上に構ったり、過度なスキンシップをストレスと感じ、体調を崩してしまうこともあります。
そのため、お留守番をさせないよう変にうさぎを気遣ったり、多頭飼いを検討したりする必要はありません。日中仕事で誰も家にいないからといってウサギを飼うことを諦める必要だってありません。
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そう言われる由来は?
うさぎが「寂しいと死んでしまう」と言われるようになった由来は一体何故なのでしょうか?以下はウサくらなりに考えてみた結果です。
長時間の絶食に耐えられない
うさぎは長時間の絶食に耐えられる動物ではありません。つまりうさぎを飼い始めると長期間家を開けることが難しくなります。
草食動物であるうさぎは、低カロリーな食べ物(牧草など)を食べ続けることで腸内細菌のバランスを整え、体調を維持しています。24時間以上の絶食が続くと、胃腸が正常に作用しなくなり【うっ滞】や【脂肪肝】などといった症状を引き起こしてしまうことがあります。
胃腸の働きが悪くなることで、さらに食欲がなくなるという『負のループ』に陥り、命を落としてしまうこともあります。
体調不良を隠すため日々のチェックが重要
食物連鎖の上では被捕食者となるうさぎは、体調不良をギリギリまで隠します。それゆえに、少し前までは元気だったのに突然体調が悪化して亡くなってしまった…。などという事態が起きることもあります。一見元気そうに見えたうさぎが、不在のうちに突然死してしまう事例もあります。
日頃からうさぎの様子を注意深く観察し、小さな違和感を見逃さないようにしましょう。日頃から注意深く見守っている飼い主さんが感じるほんの少しの違和感…それは大体あたっています。気になることがあれば動物病院へ連れて行ってあげてください。
部屋んぽ中にも注意が必要
うさぎをケージから出し、部屋の中で散歩させる通称「部屋んぽ」。この部屋んぽやスキンシップの最中にも注意が必要です。
部屋んぽ中に電源コードをかじり感電してしまったり、落ちてる物を食べてしまい中毒や胃拡張を起こしてしまったり、フローリングで滑って骨折してしまったり、高い位置から落下してしまったりと…数えればキリがありません。
うさぎ専用の安全なスペースを確保していない限り、飼い主が生活している空間を走り回ることになるため、放置するのではなく、危険なことをしていないか?危ない場所はないか?見守ってあげる必要があります。
うさぎのお世話って意外と大変そうだな…と思った人はいない?その手のかかることこそが「寂しいと死んでしまう」という噂が広まった一つの要因じゃないかと僕は考えているんだ。
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まとめ
うさぎが「寂しいと死んでしまう」ということはありません。
一説によると噂の出どころは、1993年に放送された「ひとつ屋根の下」という大人気ドラマの中の「うさぎって寂しいと死んじゃうんだから」というセリフから広まったとも言われているようです。
噂の出どころはどうであれ、ウサくらなりに考えた結果【長期間家を開けられない】【小さな違和感を見逃さないように日頃から注意深く観察する必要がある】【部屋んぽ中にも注意が必要】など、うさぎと永く暮らすためには意外と手がかかるということが、こんな都市伝説のような噂が根強く残っている一つの要因になっているのではないでしょうか?
これからは「わたしはうさぎだから寂しいと死んじゃう〜」なんて言うぶりっ子さんを見かけたら『手がかかる人なんだな〜』とフフンと笑ってあげましょう。
では、今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。