【うさぎの強制給餌】一人でも簡単!ウサギの強制給餌のやり方・手順を画像付で解説
- 2020年03月17日
- うさぎ強制給餌
こんにちは!ウサくらです。
3回にわたりお届けしてきた「うさぎの強制給餌」に関する記事もついに完結。最終回となる今回は【一人でもできる強制給餌の手順・やり方】についてご説明します。
飼い主もうさぎも慣れておくといざという時に役立つこの強制給餌。ウサくら流の方法を画像付きでわかりやすく解説していきます。
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手元に準備するもの
●粉末フード・またはペレット
●シリンジ
●水またはぬるま湯
●ティッシュなど
強制給餌のやり方を解説
それではウサくら流の強制給餌方法をわかりやすく画像付きで解説していきます。
ウサくら流以外にもタオル等で包んで与えるやり方や、高めの椅子の上で膝の上に乗せて行う方法などやり方は様々ですが、過去に何度も強制給餌を行ってきた中で一番安定してできた方法をご紹介します。
STEP1|フードを準備する
まずは強制給餌用のフードを準備しましょう。
粉末・またはペレット適量を容器に入れ水またはぬるま湯でペースト状になるまでよく混ぜます。
必要なフードの量についてはウサギの体重によって変わります(1日の量の目安は体重の3~5%程度)水分量はフードに対して1~3倍程度が目安となります。しっかりと混ざったらシリンジに移しておきます。
STEP2|態勢を整える
フードの準備が出来たらウサギの態勢を整えましょう。
①ラフにあぐらをかいて座る
②股にできる三角形のスペースにうさぎの腰・後足を持ってくる
③太ももの上に前足・あごを乗せる
この態勢が強制給餌を行う際の基本姿勢となります。シリンジを使ってお薬を飲ませる際も同様の態勢でOKです。ここまできたら本当に準備完了です!
でも…逃げるのよ…
当然といえば当然なのですが、慣れないうちはウサギさん嫌がって逃げます。慣れているウサギでも最初のうちは逃げることがあります。そんな時は…
手で目の部分を優しく覆ってあげます。目隠しをするようなイメージですね。動物病院でも先生や看護師さんが落ち着かせるために行う方法です。
STEP3|食べさせてみよう
うさぎが落ち着き、再度態勢が整ったらいよいよ食べさせてみましょう。
人差し指を両耳の間に置いて頭全体を優しく包み込むように抑えます。
抑えている手の親指で口を横側から引き上げそこからシリンジを入れます。シリンジが口の中に入ったらゆっくりとフードを押し出します。
いっぺんに口の中に流し込むと誤嚥などの恐れがあるのため、慌てずゆっくりと食べさせることがポイントです。
ある程度口に含ませたら口をモグモグさせていることを確認してください。モグモグしていればきちんと食べさせられている証拠です。
口の動きが落ち着いたら同じ要領でどんどん食べさせていきましょう。
STEP4|口の周りをキレイに
体重にあわせて必要な量を食べさせたら、最後にシリンジでお水を飲ませ口の中をキレイにしてあげましょう。
無事にお水を飲み終えたらティッシュなどで口の周りについたフードをキレイに拭きとって終了です。お疲れさまでした。
まとめ
いかがだったでしょうか?ウサくら流の強制給餌のやり方について説明してきましたが参考になりましたでしょうか?「このやり方はうちのコには合わなかった」なんて方もいらっしゃるかもしれません。強制給餌にはいろいろな方法があります。この記事のやり方をあくまで一つの手段と考え、できるだけうさぎに負担がかからない自分なりの方法を探してみるのも良いかもしれませんね。
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